当たる占い師しかいない電話占い会社はない?

電話占い師と悩む女性

当たる占い師しかいないような電話占い会社は、はっきり断言すると存在しません。
業界大手のどんな優良会社でも、当たらない占い師というものは一定数います。

電話占い師のほとんどが偽物?」で偽物の占い師の存在について定義しました。
しかし、当たらない占い師=偽物とは必ずしも言い切れないのが、ややこしいところです。
きちんとした占い師でも当たらないことはありますし、本当はインチキな偽物占い師なのに偶然当たってしまった、ということもあります。

この謎について、少しずつ紐解いていきたいと思います。

占いにおける“当たる”の定義とは

そもそも占いが当たるって何?

そもそも、皆さんが「占いが当たった!」と思う瞬間はどんなときでしょうか。

①自分の漠然とした悩みを言語化し、的確なアドバイスをしてくれた
②自分がまだ何も言っていないのに、置かれている状況や周囲との関係を見抜かれた
③言っていないことまで全てを言い当てられ、未来に起きる出来事を予言して時期までぴったり的中された

数字が大きくなるにつれて当てる難易度も上がっていきますが、人によっては①だけでも当たったと感じるでしょう。
「③くらいの精度でなければ」という方もいますが、それも全く問題ではありません。
少なからず鑑定料金を支払っているわけですから、高い精度を求めることはむしろ当然と言えるでしょう。

占術の勉強すらせず、曖昧な一般論やデタラメばかり口にして逃げているようなインチキ占い師はもちろん論外です。
しかし、きちんとした占術を学んでいたり、本当に特別な力が備わっていたりして、評判も良いのにも拘らず「当たらなかった…」と思うような占い師がいるのも事実です。

この場合、占い師ばかりが悪いわけではありません。
様々な要因が重なってそういった結果になってしまうこともありますし、利用する側の認識や受け取り方のズレが大きいのかもしれません。

お気に入りの信頼できる占い師に、辛辣な口コミがついて不思議に思ったことはありませんか?
それは異常な高望みをした利用者が「期待はずれだった」という意思表示のために投稿したものかもしれません。

逆の言い方をすれば、「当たる」という口コミが多い占い師というのは、「当たったと感じた人が多い」だけの占い師に過ぎないとも言えるのです。

“当たる”占い師の基準は人によって違う?

更に、占いに何を求めているのかによっても“当たる占い師”の認識が変わってきます。
人生を根本から変えるために利用している人もいれば、ちょっとした悩みの後押しをしてもらいたいというだけの人もいるでしょう。

前者ならば、あなたのためを思って厳しい意見もズバズバ言ってくれるような占い師を望むと思いますが、後者ならば比較的寄り添い型の占いを好む傾向にあります。
厳しい意見が欲しい時に寄り添い鑑定をされても「全く当たっていない」と思いますし、ちょっとしたアドバイスが欲しいだけなのに厳しい意見をズバズバ言われたら「何様なの?」と思ってしまいますよね。
つまり状況によって当たる当たらないも左右されるということです。

電話占いは、電話という顔の見えないツールによる人と人とのコミュニケーションです。
相手の口調や言葉遣い、雰囲気、声質などといった、個人の好き嫌いになってしまう部分が大きいので、利用する側と占い師側の相性も考慮すべきではないでしょうか。

当たる=ホンモノとは限らない

当たらない占い師が偽物だと言い切れないのであれば、当たる占い師もまたホンモノとは言い切れないのです。

特別な能力や熟練の占術で物事の本質を見抜くのは、本物の“当たる占い師”だと言えるでしょう。
しかし、ホットリーディングで予めあなたの情報を知っている占い師が、占うフリをしながら神妙な口調であなたの情報や悩みをズバリ的中させ続けてきたらどうでしょうか。
その事実を知らない大多数の人は「本物の占い師」だと錯覚するはずです。

占い師がちゃんと占っているのかどうかさえ、電話越しの私たちが直接知るすべはありません。
タロットや筮竹といった占いの際に音が聞こえるようなものですら、適当にそれらしい動きをしているだけという可能性があります。

占術の腕はそこそこでも、卓越したコールドリーディングで僅かな質問からあなたの悩みを的確に言い当てる占い師も、本物とはいえないものの“当たる占い師”なのです。

つまり、当たる占い師と特殊な能力の有無はあまり関係ありません。
本当に能力を持っている占い師を探すのは非常に困難なことなので、ある程度割り切った方が精神衛生上良いはずです。