電話占いは非常に閉鎖的な業界である

電話占いと聞くと悩める人を助けるために占いを行う、クリーンな世界に感じますが、実はとても閉鎖的でグレーな業界であるということをご存知でしょうか?
今回は電話占いの閉鎖的な一面について、徹底的にリサーチ致しましたので詳しくご紹介していきたいと思います。
閉鎖的であると断言するその根拠と、薄暗い業界の裏側について告白します。
新規参入しづらい

電話占い会社を新しく作りたいのであれば、それ相応の”力”が必要です。
それは経済力であったり、コネクションであったり、社会的地位であったり、様々ですが、何の力も持っていない会社なのであれば電話占いビジネスをはじめてもすぐに潰れるでしょう。
というのも、ライバル関係にある電話占い会社同志でも、ある程度横の繋がりは持っているものです。
それは互いの利益であったり情報共有のためであったりするわけですが、そういった事情を知らない新参者が入ってくることで予定調和を崩されかねなくなってしまいます。
なので、あの手この手を使って新規参入してくる会社をブロックしているのです。
そもそも、力を持っていなければ電話占いビジネスを始めようとも思いませんしね。
情報収集

電話占い業界内では、情報共有が非常に激しいです。
占い師間で出回っている情報の中には、最新の顧客情報やリピート客の個人情報など、利益を得るための悪質な情報共有ばかりです。
これは占い師だけが悪いことをしているわけではなく、運営会社の方針で仕方なくやっていることがほとんどです。
事前に得た情報を元に、あたかも占って当てたように見せかけることで顧客から利用料を巻き上げ、双方が儲かる仕組みを作っているのです。
利益目当て

どこの業界でもそうですが、自分に利益があるかどうかが最優先に考えられています。
本気で悩み相談を依頼しているユーザーに対し、いかにリピートさせるか、いかにお金を使わせるかを考えている鑑定士が多いため、本気でユーザーのことを気遣い占っている占い師は極一部しかいません。
例えば、霊視中と偽って数分間無言の時間を作り電話を長引かせたり、鑑定結果を曖昧にされたり。
貴方に良い運気が流れ込むように念を送ると言われたことがあるという人もいるかと思います。
電話占いは基本的に1分数百円の世界で、ほとんどの場合が歩合制となっています。
そのため、時間や金額を伸ばせば伸ばした分だけ自分に利益があるので、相談に本気で乗りたいからというよりは、より多くのお金が欲しいから親切そうに話を聞いているだけというスタンスの占い師が多いのです。
ヘッドハンティング

占い師の業界内では、ヘッドハンティングが多々行われています。
例えば“TVで話題の有名占い師が電撃移籍!”や“New!カリスマ占い師在籍”など、人気が高い占い師が新たに在籍したことを必要以上にアピールしている電話占いサイトはよく見かけます。
もちろん占い師も、より報酬を高く出して、自分を宣伝してくれる会社に在籍したいに決まっています。
そのため会社も占い師も、より売れる占い師を高く買い、より高い報酬を出してくれる会社に在籍しようと必死なわけです。
また太客をたくさん持っている占い師であれば、独立して自分だけでビジネスを始める方もいます。
電話占いは「円満退社はありえない業界」と言われており、どうしてもギスギスした雰囲気を纏いがちです。
前向きにさせてくれる占い師さんの方が、相談者よりも精神的に疲れている、なんてことも不思議ではないのです。
まとめ

以上のことからみて、電話占いという業界はとても閉鎖的であり、決してホワイトではないということがわかるかと思います。
本気で悩みを解決してくれようと努力をしているのではなく、より多くの利益をもらうために努力をしていると思うと、なんだか占いも信用していいものなのかわからなくなってきますよね。
また電話占いでは、マインドコントロールをすることが上手い鑑定士も多いです。
そのため、知らぬ間に罠にかかればズルズルと抜けだせなくなり、占い師の利益のためにお金を払い続けてしまう結果になりかねません。
ですので、電話占いで相談事をすることは決して悪いことではありませんが、自分である程度のところで線引きをし、セーブする勇気も大事だと言えるでしょう。
また、鑑定を受ける際には「こちら側が利用しているんだ」というスタンスを崩さないように、気を付けながら上手く使いこなせると良いですね。