誰でも電話占い師になれるって本当?

タロット占いや霊視占い、オーラ占いや算命学といった占いに興味があり、実際に占い師になってみたい人は意外と多いです。
占い師というのは一見“元々才能があり全てを見透す能力がある人”ばかりが集まっているように思われがちですが、実はそういうわけでもありません。
現在では占い師のスクールなども色々な地域で設立されており、占いを本気で学びたい人であれば誰でも占い師になることができるのです。
しかし、いざインターネットなどで「どうすれば占い師になれるか」を調べようとしても、あまり関連する記事がヒットしてこないのではないでしょうか?
それもそのはず、誰もが占い師になれるということが世間に広まってしまったら、心酔して利用してくれる人が激減してしまいます。
占いを利用するユーザーは、天性の才能がある人に占ってもらってると信じているからこそ、込み入った悩み相談などができるのです。
また、電話占い会社に勤めている人の中には「詳しい求人内容が隠されていた為、電話占い会社だと知らずに入社してしまった」という方もいます。
さらにブラックな運営会社であれば、電話面接のみで占い師を採用している場合もあります。
「未経験でも会話がスムーズに続けれればOK。そして月○○時間以上勤務ができれば合格です」とその場で採用されたという新米占い師もいます。
占い師として成功する人間はひと握りしかいませんが、『占い師になる』ということ自体のハードルは決して高くありません。
電話占いの仕事に携わるには
電話占い業界で働くには様々な方法がありますが、具体的にカテゴライズするなら下記の3つに分類されます。
・電話占い会社を新しく設立したい人
・電話会社(占い師ではなく事務など)で働きたい人
・電話占い師になりたい人
では、それぞれどうしたらなれるのかを詳しくご紹介していきたいと思います。
電話占い会社を新しく設立したい人
電話占いの運営会社を新しく設立するのは茨の道です。しかし、実際に成し遂げている人もいます。
新しい電話占い会社を作る際の注意点やフローを見てみましょう。
電話占い会社を作る

電話占いは“上手くいけばガッツリと儲けることができる業界”です。
しかし、逆に言えば“一歩間違えると膨大な借金を抱えてしまう”恐れもあります。
そのため、電話占い会社を新設するにはメリットデメリットをしっかりと理解した上で着手する必要があります。
また、会社を一からスタートする際の流れもまとめてみました。
電話会社(占い師ではなく事務など)で働きたい人
電話占い会社は占い師のみで構成されているわけではありません。事務、受付、運営、エンジニア、人事・・・様々な人間が必要です。
占い師としてではなく、社員として電話占い会社で働くには?
電話占い会社で働く

こちらは電話占い師ではなく、占い師をサポートする運営会社で働きたい人向けの記事です。
電話占い会社は特に難しい作業をしなくても安定した収入を得られると考えている人もいるかもしれません。
しかし、拘束時間・情報漏えい規則・勤務環境・ストレスなどの問題も多く、もしかしたら他の職業より過酷と感じる人も。
また、精神的にダメージを受ける方が多いことから、電話占い会社ということを隠して求人募集をしている運営会社も存在します。
電話占い師になりたい人
電話占い師になってみたいという人は意外と多いです。
まずは占いスキルを習得し、各電話占いサイトで求人情報をチェックして、面接に備えましょう。
占い師になる方法

こちらは「未経験だけど占い師になりたい」「占いに興味があって学んでみたい」という人向けのページになります。
現在占い師は全国に数え切れないほど存在しますが、全員が“元々オーラなどが視える才能を持った人”というわけではありません。
一から占いを学んで占い師になった人も大勢居ます。
また、一から占いを学びたい人や初心者だけど占い師になりたいという人は占いスクールで学ぶことをおすすめします。
しかし、占いスクールで学んだ後に占い師へステップアップするには、いくつか気を付けなければならないことが存在します。
電話占い師になる

電話占い師は、電話占いの公式HPで求人募集されていることがほとんどです。
また、在宅ワークOKな会社もあるため、一見条件がとても良いように感じるかと思います。
しかし中には“電話占い”ということを隠しテレアポのアルバイトとして募集をしていたり、勤務時間が一日15時間以上OKの方のみ採用など、どう考えてもブラックといえる会社も存在します。
そのため、電話占い師の業務内容などをしっかり確認した上で再度電話占い師になりたいかを検討するようにしましょう。
実力よりキャラ重視の採用面接

電話占いを利用する方は、9割以上が今抱えている悩みを相談したくて利用しています。
そのため、少ない情報でもスムーズに受け答えできるコミュニケーション能力が求められます。
また、リピートユーザーを増やすにはある程度の実力が必要ですが、基本的に“占い師っぽく振る舞えるかどうか”を重視して面接している会社が多いです。
いくら本物に近い占いができたとしても、占い師っぽく振る舞えない人やコミュニケーション能力が欠けている人は容赦なく落とされてしまう可能性があります。
まとめ

結論、占い業界や占い師の業務内容はブラック寄りですが、そこを踏まえた上でなりたいと思うのならば、未経験からのスタートでも決して不可能ではありません。
しかし、中には本当に会社自体がブラックなところも存在し、精神的にやられて鬱状態になってしまったり、占いそのものに失望してしまうことも多々あります。
ですが逆にトントン拍子で上手いこと自分に合った会社を選んだり、段取り良く進めることができれば、憧れの“占い”という仕事でガッツリ稼ぐこともできる世界です。
占い業界にはブラックな面もあると知った上で本当に占い師になりたいと思うのか、上手くやっていけるかを考え、検討することが大切です。