電話占い業界への新規参入は意外と難しい

そびえ立つ高層ビル

電話占いの会社と聞けば一見「簡単そう」「楽そう」と考える方もいるかと思います。
しかし、実は他ジャンルの業界と比べとても閉鎖的な風潮があるため新規参入が難しくなっているのです。

電話占い会社を新設するためには様々な努力をする必要があります。
そこで今回は、電話占い会社を設立するにあたって壁となってくる難点などを解説してみたいと思います。

業界へ新規参入するメリット

まず電話占い会社を設立する最大のメリットとしては、「上手くいけば膨大な利益を手に入れることができる」ということです。

電話占いを利用するユーザーはリピートをしてくれる、いわば“常連客”が多いです。 また、料金は1分につき数百円と分単位で計算されます。もちろん1分単位の数字を見れば安いと感じますが、たった数分で相談が終わるユーザーは少ないため、一度の鑑定で数十分(または数時間)×リピートユーザーの数×鑑定士の数で計算をした合計の金額が1日の利益として会社に入ってきます。

もちろんその中から占い師への給料や運営経費などは差し引かれますが、それでも毎月手元には最低でも全体の25~30%は残ると言われています。
大手運営会社が数億円単位の利益を出していることを考えれば、中規模であっても十分な利益が見込めることは言うまでもありません。

無視できない大きな壁

では、電話占い会社新設にあたり、どのような困難が待ち構えているのでしょうか?

人脈がないと難しい

人脈ビジネスのイメージ

何の頼りもなく新規参入しようと考えている経営者もいるかもしれませんが、電話占いの業界は非常に横の繋がりが深く、人脈がない限り手を出すのは困難と言われています。
0からのスタートであれば、業務遂行にあたり最も重要な鑑定士集めも一から行わなければなりません。

人脈があるメリットとしては、鑑定士集めの手助けをしてもらえるので初期段階からスムーズに運転できる点があります。
コネクションがあれば有名な占い師を引っ張ってくることもできるので、始めから売上や利益を期待することができます。
また、有名な占い師が在籍することにより、鑑定士の応募が集まりやすくなるといったメリットもあります。

業界に人脈がない人は、

・電話占い会社を始めるまでに時間がかかってしまう
・軌道に乗るまで時間がかかる
・必ずしも成功するとは限らない
・利益が入るどころかマイナスになる可能性がある

というデメリットを背負わなければならないのです。

初期投資が高い

大量な札束と天秤

新たに起業するとなれば、それなりのまとまった資金が必要になります。
もちろん電話占い会社を設立する場合も同様で、開業資金はおおよそ500~1,000万円が必要だと言われています。

個人で電話会社を運営するならば話は別ですが、人を雇い大きな会社を立ち上げようとすれば人件費がかかります。在籍占い師数×時給の金額も必要です。
占い師を集めるのにも時間とお金がかかってきます。求人広告費も考慮しなければなりません。
現在電話占い会社の平均的な鑑定師数は120名前後と言われています。初期段階からここまで多くの鑑定士を雇うことが難しくても、最低20名程度は必要でしょう。

次に集客をしたいと思うのならば、充実したHPを開設してユーザーの目に留めてもらう必要があります。
エンジニアを雇えばHP制作費用を抑えることもできますが、実際のところクオリティの高いHPを作るには膨大な時間がかかってくるため、大抵の起業主はHP制作会社へ依頼します。

集客の要となる広告費用ですが、多くの電話占い会社は収益の1/3~1/2を広告費用として使っています。
とても大きな金額となりますが、口コミだけで運営できるほど会社が成長しない限りは絶対に必要な経費と言えます。

また、電話占い会社となれば肝心の通話システムの構築が必要不可欠です。
高度な技術やシステム購入が求められるため、こちらの費用だけでも数百万円は見ておきたいところです。

まとめ

成功と失敗の岐路に立つ女性

以上のことから、電話占い会社は上手くいけば利益も大きく期待はできるが、その分開業資金も安いわけではなく、利益どころか借金をしてしまう(マイナスになってしまう)可能性も高いということがお分かりいただけたかと思います。

人脈が一切ない状態で0から始めようとしている方は、大きな賭けになることを理解した上で手を出すようにしてください。

占い師の経験があり個人的に電話占いを始めたいという方は、まずはかかる費用の少ない個人企業を立ち上げることをおすすめします。