事前情報を舐めただけのインチキ

ホットリーディングというものをご存知でしょうか?
”コールドリーディング”であれば聞いたことがある人もいると思いますが、ホットリーディングは少し私たちには馴染みがない言葉だと思います。
(ホットリーディングと対をなす言葉であるコールドリーディングについては別ページを参照して下さい。)

ホットリーディングを駆使する詐欺師

高い技術と修練によって磨かれる心理テクニックのコールドリーディングとは異なり、ホットリーディングとは大した努力もしないで狡い仕掛けだけで相手の心理を誘導する方法と言えます。
コールドリーディングは心理テクニックのひとつとして世間にも認識されていますが、ホットリーディングは詐欺師が詐欺を行うためだけにある手口です。
時にコールドリーディングとホットリーディングを組み合わせて占い鑑定を行う場合もありますが、根本的には全く違うものであるという認識を持っておいてください。

ではここからはホットリーディングの主な手口をみてみたいと思います。

ホットリーディングとは

対象者のあらゆることを事前に調査し、あたかもそれを今この場で占って(もしくは霊視して)見たかのように話す詐欺手口のひとつです。
事前の身辺調査には術者本人ではなくスタッフを使って行われるのが一般的です。
簡易的に行われるホットリーディングの場合では、待合室で助手と世間話をさせてその内容を術者が盗み聞きをして事前に情報を得ることもあります。

大掛かりな場合だと、鑑定日前にセールスマンなどを装って対象者の自宅にまで押しかけ、その身の上を調査します。
もちろん必要があれば戸籍調査や資産調査も怠りません。
日本国内で有名なタレント霊能師にも、このホットリーディングの疑いがかけられています。

有名タレント霊能師も登用するホットリーディング

電話占いの場において、ホットリーディングに必要とされる事前情報は主に「占い師同士の情報共有」で得られます。
最初にコールドリーディングによって得られた情報を漏れなくデータにし、それを膨大な数がいる占い師全員で共有しているのです。
こうすることによって1人目の占い師よりも2人目の占い師、2人目の占い師よりも3人目の占い師のほうがより多くの情報を言い当てますので、利用者は少しずつ占い師を信用していくことになるのです。

ホットリーディングはコールドリーディングと異なり、まさに詐欺です。
しかし電話占いの世界では当たり前のように使われている方法です。
一度でも電話占いを利用したことがある人は、すでに誰に鑑定を依頼してもあなたの情報を事前に手に入れています。
こうした詐欺手法を使うニセモノ占い師ではなく、ホンモノの占い師に出会いたいものですね。