占い師の巧みな時間操作

電話占いを利用した際、15分で電話を切るつもりで気がついたら20分、30分…と時間を忘れて話し込んでしまうことがあると思います。

タイムリミットになったらキッチリ電話を切るつもりだったのに、ちょうどいいタイミングで占い師から気になることを言われたり、すごく大切なアドバイスが終わらないうちに予定の時間を迎えてしまった経験がある方は多いと思います。

電話占いで会話を長引かされる女性

自分の意志が弱いから・しっかりと時間を把握していなかったから・どしても続きの話が気になってしまったから、予算オーバーしても自分の自業自得と納得してしまう人がほとんどです。

しかし、この時間操作が巧妙に仕組まれたものだとしたら…
あなたはまんまと占い師の時間引き伸ばしテクニックの術中に嵌められているだけかもしれません。

会話引き伸ばしは電話占い師の基本テク

電話占い師として働くためには、いくつかの必要不可欠なスキルがあります。
その中のひとつが「会話時間引き伸ばしテクニック」です。
これができないようでは電話占い師など務まりません。

電話占いスタッフによる会話引き伸ばしテクニック

「占い師のお給料事情」で解説していますが、電話占い師のお給料は全て歩合制です。
利用者が支払う利用料金に応じて自分のお給料が上下します。
なので、たくさん稼ぎたい占い師はたくさん通話をして、利用者に多くの利用料金を支払わせる必要があります。
また運営会社によっては”ノルマ”というものもあるようですので、いくら偽者の占い師といえど、会話を繋げて時間を引き伸ばすためのテクニックは必須となってくるのです。

利用者と直接会話をする占い師は、利用者よりも時計を気にしながら会話をしています。
例えば利用者のポイント残高から計算して15分の鑑定ができたとして、恐らく利用者は「15分くらいで切り上げよう」と考えながら電話をします。
それを見越した占い師は、時間が今まさに15分に差し掛かろうというところで続きを聞かずにはいられないような一言を発してくるのです。
そしてまんまと嵌められてそこから更に15分、30分…と時間が引き伸ばされていくわけです。

電話を切らせないように会話を長引かせるこのテクニックには、専門知識(主に心理学)の勉強とあらゆる状況を想定した練習と熟練の経験が必要になってきます。
「ただ会話を途切れさせなければいいんでしょ?簡単なんじゃない?」と思うかもしれませんが、そう簡単にできることではありません。

会話接客のプロである銀座のナンバーワンホステスでさえ、電話占いで利用者に時間を忘れさせて会話を長引かせ、多額の利用料金を巻き上げるのは難しいかと思います。
なぜなら利用者もまた時計を見ながら電話をしているからです。
真剣に悩みを相談しつつ、頭の中では冷静にポイント料金と時間の計算をしています。
占い師も利用者も、結局はどちらも頭の中ではお金の計算をしながら会話をしているのです。

もうすぐ時間になりそうだからこのタイミングでこの一言を言ってやろう!と占い師が企んでいても、上手な利用者は「もう結構です」とすぐに電話を切ってしまえます。
そうでなかったとしても、利用者はできるだけ早く要点だけを聞いて、できるだけ早く電話を切りたいと思っているのです。

そういった相手に対して時間を忘れさせて会話を長引かせるのは至難の技です。
電話占い師なら出来て当然のテクニックですが、一朝一夕では身につけることができない専門的な技術なのです。

ホンモノ占い師は例外であることも

稀に存在する本物占い師

ただ、占い師によっては例外もあります。
例えば業界内でも恐れられる存在である”ホンモノの占い師”からしたら、会話を引き伸ばしたところで特別何かが得られるわけでもありません。
こういったホンモノの占い師の場合は、サクッと相談内容を聞いて、サクッと鑑定して、サクッとどうしたらいいのかだけを告げて早々に電話を切ろうとする人もいます。
時間を引き伸ばしたところで鑑定結果が変わるわけでもないし、その人に必要な言葉がそれ以上あるわけでもないことを知っているからです。

いつもニセモノ占い師にご丁寧に身の上話をさせられてゆっくり会話をしながら鑑定をしてもらっている人にとっては少し呆気なく感じてしまう部分もあるかと思いますが、ホンモノ占い師の中にはこういうタイプの人が少なくないです。

グダグダした世間話をしたいのであれば別ですが、なるべく少ない予算でしっかりと占ってもらいたい利用者にとってはとても良心的だと思います。