星を視て占う方法が「占星術」

”星”をみて”占う”
これが占星術と呼ばれるもので、言い方を変えれば星占いも同じものになります。
日本で”占い”というと、ほとんどの人がパッと頭に思い浮かべるのはこの占星術かと思います。

占星術が誕生したのは遥か昔、紀元前のお話です。
古代バビロニア(現在のイラク南部辺りにあった)という王国で行われた大規模な天体観測がその起源とされています。
それがヨーロッパやインド、中国へ伝えられ、それぞれ少しづつ進化して今の”西洋占星術”と”東洋占星術”になったのです。
(西洋占星術と東洋占星術の違いについては後述します)

当時は個人の運勢を視るためのものではなく、国家の戦略や軍略の為に用いられていました。
政治の世界で頼られる存在だったのです。
個人を占うようになったのは紀元前3世紀にギリシャに伝えられてからだと言われています。(ホロスコープの誕生)

今で言う占星術と天文学は元々同じ学問として認識されてきました。
現在では占星術は”占い”という分野、天文学は”科学”という分野に分類されるので、全く正反対のように感じられて不思議ですよね。
でも実は明確に別のものと認識されるようになったのは約200年前とつい最近のことなのです。
それまでの2000年近くもの間は、二つは同じものという認識だったのです。

ここでは占星術について詳しくご紹介したいので天文学については割愛しますが、今でもお互いに共通点は持っています。
探究心の強い占星術師もしくは天文学者であれば双方のことを少しでも勉強していることでしょう。

星占いの歴史

西洋と東洋で異なる占星術

占星術は”西洋占星術””東洋占星術”で大まかに分けられます。
いずれも発祥は古代バビロンになりますが、文化・文明・信仰・時代によって異なる進化を遂げました。

それぞれの概要を簡略してご紹介したいと思います。

主な西洋占星術について

日本人に馴染みが深い12星座占いは西洋占星術を簡略化したものになります。
生まれた場所・時間にあった星をホロスコープに当てはめて、その人の命運を占います。

周期という概念はなく、”この時この星の配置は二度と同じものはない”という固定概念がベースとなっていると思ってください。
「火」「地」「風」「水」のエレメントが重要に考えられます。

西洋占術で盛んなタロット占いもそうですが、西洋占星術においても”解釈の幅が広い”のが特徴的です。
同じ星、同じ宮でも複数の意味を持っているので、読み解く人(占い師)によって解釈が異なることも珍しくありません。
現代では”心理占”とも言われるほど、占い師と対象となる依頼人の心理的な要素が大きく作用します。

主な東洋占星術について

東洋占星術ですぐに思いつくのは、一時社会的ブームを引き起こした細木数子さんが用いている”六星占術”です。
六星占術は細木数子さんが独自に提唱したものなので日本の中でしか使われていませんが、ベースとなっているのは東洋占星術です。

東洋占星術は仏教の考えと共に進化していきましたので、”輪廻転生”すなわち”廻り”という概念があります。
周期で数えられる干支も”廻り”のひとつですね。
そして東洋は「陰」と「陽」という2つの概念と、「木」「火」「土」「金」「水」の5つの概念が重要に考えられます。
西洋よりも少し複雑ですね。

そして鑑定方法も西洋占術に比べると解釈の幅が狭く、吉凶はっきりと出るのが特徴です。
西洋占星術のように”心理占”と言われることはありません。
当たっているか否かの二択となります。

具体的なところでいうと、四柱推命・九星気学・算命学などが有名です。

ホロスコープ図と占いの本

電話占いにおける占星術

占星術は大きく分けて”統計学”に分類されるので個人的には一定の信頼を感じています
”本物の能力者”ではなくとも、きちんと真面目に勉強されている占い師はある程度信用できると思います。

しかし上記でもご紹介したように、西洋占星術は”心理”に呼びかけるところがありますので、占い師によってはインチキである可能性もあります
そもそも西洋占星術は独学で学びやすい初心者向けの占術のひとつでもありますので、本格的に勉強している占い師でない限りは”自称占い師”というレベルまでしか達しません。

逆に東洋占星術はきちんと学ぼうとするとかなり複雑で、会得するまでにはそれなりの時間と労力を要します。
鑑定結果がはっきりと明暗別れるところも私は好きです。

”当たるか外れるか”というズバッとした側面を持っている東洋占星術ですが、曖昧な答えで惑わされる心配はありませんので、
電話占いで占星術を使う占い師に鑑定をお願いしたいのであれば個人的には東洋占星術がおすすめです。

もちろん西洋占星術を使う占い師の中にも本物の能力者は確認できていますので、西洋占星術だからといって全員がインチキというわけではありません。